【内容紹介】
女性の愁訴に的確に対応していくためには、生理や病理の正確な把握が不可欠。
本書は月経異常に焦点をあて、鍼灸の効果を再認識し、より有効な治療へのアプローチをはかる目的で、臨床シリーズ第８弾とした。

【目次】

＜口絵＞
解體鍼要（江戸時代・加古藍洲）

＜特集＞臨床シリーズ７　スポーツ障害・外傷

１．座談会
月経異常から不妊症まで/古元昭治,豊田住江,竹下イキコ,坂本豊次

２．基礎講座
西洋医学的基礎知識 月経痛・月経不順の鑑別と治療/上田外幸
東洋医学的基礎知識 痛経の弁証論治/藤本蓮風

３．アラカルト 私の月経異常鍼灸治療
月経痛・月経異常の鍼灸治療/遠藤美咲
ストレスが重要原因-無月経の症例-/猪飼祥夫
月経痛の治療を見直そう/宮本美津雄
月経困難症について思うこと/築山房乃
鍼灸治療の役割に期待/中島茂

＜随想＞
東洋医学の総合化/坂口弘

＜写真シリーズ＞鍼灸師のための局所解剖カラーグラフ４・５
殿部の局所解剖/金田正徳,松岡憲二,北村清一郎
腰殿部圧痛部位の局所解剖構造/森俊豪,竹下イキコ,北村清一郎

＜教育講座＞臨床家のための生理心理学（３）
からだが示す心のサイン-まばたき-/山田冨美男

＜報告＞
第４回ペインクリニック国際シンポジウム印象記/河内明

＜症例報告＞
障害高位の確定が困難であった症例/竹内千雅子

＜シリーズ＞鍼灸OSAKA第２１号基礎講座より継続
スポーツ傷害と鍼灸按２膝関節部/松浦英世
鍼灸師のためのテーピング２膝関節部/奥河清

＜訪問インタビュー＞
治療院は患者のために/川嶋和義（川嶋針灸院・宮城県岩沼市）

＜読後有感＞書名ではないようがわからない図書
『脊髄損傷』伊丹康人編/多留淳文
『医工学３０年』松枝張著/多留淳文

＜私の本棚＞
『まばたきの心理学』多田英興,山田冨美男,福田京介共著
『ヘルシープレッシャー-病は気から-』ロバート･オーンスタイン,ティウッド･ソーベル著
『はな・耳・のどの病気のちょっと耳よりな話し』横山俊彦著
『イリュージョン』リチャード･バック著,村上龍訳

＜ニュース＞