商品説明
【内容紹介】
明治時代、2歳で失明した奥村三策は、東西医学に通じ、教科書の編纂、卒後教育の実践など、ひろく鍼灸教育の近代化を推進した。また、マッサージを導入し、卒業生をマッサージ師として病院に就職させるなど、視力障害者の職域を拓いた。近代鍼灸教育の史料としても興味深い。
著者/松井繁
ISBN:4-99006670-7-X
B6判サイズ/238ページ/2004.6.18
明治時代、2歳で失明した奥村三策は、東西医学に通じ、教科書の編纂、卒後教育の実践など、ひろく鍼灸教育の近代化を推進した。また、マッサージを導入し、卒業生をマッサージ師として病院に就職させるなど、視力障害者の職域を拓いた。近代鍼灸教育の史料としても興味深い。
【目次】
推奨の辞
奥村三策先生の伝記出版によせて
1.失明
2.七歳からの学問
3.異例の抜擢
4.鍼治教育の近史とその背景
5.鍼治教育復活の立役者
6.マッサージ教育の早期導入
7.点字および点字製版機の研究
8.授業と教育課程
9.心血を注いだ教育書の編纂
10.鍼按の啓発活動
11.鍼治の科学的研究
12.土曜会
13.心に響く詩歌
14.盲人初の高等官
15.内助の功
16.遺言
17.頌徳碑
18.頌徳碑「いわれ」板
19.回想録
20.奥村三策関係年譜
参考資料
図版・写真転載一覧
あとがき
著者/松井繁
ISBN:4-99006670-7-X
B6判サイズ/238ページ/2004.6.18